キャバクラとは、キャバ嬢と呼ばれる女性が客席に付き接待を行う飲食店。ネット上で行う『ネットキャバクラ』という種類もある。料金は時間制で、常時接待を行う風俗営業(接待飲食店)である。 語源はフランス語由来の「キャバレー」(cabaret)と、英語由来の「クラブ」(club)を合成した造語で、和製外来語である。キャバレーのような明朗な時間制料金で、クラブの高級感を合わせ持つことを意図した。 1980年代半ばに現れた業態で「風俗営業等取締法」改正後の新たな業態として注目された。キャバクラは、1985年に、東京・新宿に「Cats」という店がオープンしたのを皮切りに、都内では新宿、渋谷、赤羽、錦糸町、蒲田などに多く出店するようになった。当初は「3回通えば、店外デート」がセールスポイントであった。料金が時間制である点がスナックや高級クラブと異なる。これまでのキャバレーより小規模な店舗面積で多くの店舗が誕生した。業界の成熟、店舗数の飽和が見られた1990年代後半以降は都市部の繁華街以外に郊外への出店も見られている。
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