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『改札』より : 改札（かいさつ）とは、駅員や乗務員等の係員が旅客（乗客）の乗車券類（切符・定期乗車券 定期券など）の検査・確認を行うこと。
「改」の文字が使われているが、これは「正しいものであるかどうかを検査する」の意味の「あらためる」に「改」の字を宛てたもので、「新しいものに変える」という意味ではない。その意味では、「検札」と同じ意味である。
鉄道駅においては、改札を行う場所を改札口（かいさつぐち）と呼ぶ。駅員が改札口に立って改札を行うことが多かったが、係員の代わりに機械が改札を行う自動改札機の導入が大都市だけでなく地方都市にも広がりつつある。
入場時には、切符に「使用済み」であることを示すスタンプを押すか、鋏（はさみ）で独特の切込みを入れる。かつては、ほぼすべての駅で鋏を使っていたが、現在は駅名と日付の入ったスタンプを使用する駅が多い。自動改札では、切符に穴をあける。いずれの場合も、使用済みであることを示すために切符に手を入れることを「入鋏（にゅうきょう）」という。出場時には、原則として切符を回収する。